
転職が心に撃かぶとき
まずは自己分析を
離職にはいくつかの事情がありますが、リクルートリサーチが行った「ワーキングウーマンに関する調査」によれば、転職の理由として、
「仕事に将来性がない」(33.8%)
「職場の人間関係に不満」(33.8%)
「仕事の内容に興味がわかない」(31.0%)
「給料が安い」(28.5%)
と続きます。
転職したいと心に浮かんでも、すぐに辞めるのではなく、ちょっと踏みとどまって自己を振り返ってみることも必要です。
衝動的に会社を辞めたものの、なかなかいい職場にめぐり会えず会社を転々…なんてことにならないように。
どんな仕事にせよ、2〜3年以上は続けないと経験や実績としては見なされないことがほとんどですので、現在の仕事の中で次に生かせる能力や実績を積むことも必要です。
収入や拘束時間は妥当か
収入は多い方がいいに決まっていますが、世間相場と比べてどうなのか、自分の仕事内容・実績に比べて低すぎるのか等をよく検討してみることです。
自分の働きが正当に評価されておらず今後もその見込みがなければ、転職によって道を切り開くべきでしょう。
また、アフターファイブをエンジョイし、人間的な暮らしをしたいという人にとって、残業が多く、拘束時間の長い会社は苦痛です。
ライフスタイルと収入との兼ね合いで考えましょう。
人間関係はどうか
嫌な上司や意地悪な同僚がいるから辞めたいと思う場合も多いでしょう。
しかし、こういう人は、どこの社会にもいるものです。
その一方で好きな人や親切な人も多いはず。
これだけを理由に辞めることは慎みたいものです。
女性の場合、人間関係で最悪のケースはセクシュアル・ハラスメントの問題です。
幸い、この間題に対する意識が高まり、99年4月1日施行の改正均等法の中で、セクハラに関する規定が設けられました。
職場環境はどうか
能力も意欲も充分あるのに、やりがいのない仕事しかさせてくれない会社、違法ですが結婚すると辞めなければいけない会社も依然としてあります。
配置換えを申告するとか、適性をPRするなど、何度か要求してみることです。
それでも認めてくれないようなら新天地を求めるべきでしょう。
転職成功のカギは
転職を考えている人は以上の項目について、それぞれの不満度をチェックし、得点をつけてみましょう。
得点の高い項目について、現在の会社では解消できないものかどうかを、よく検討してみることです。
それが解消できないものであった時、はじめて転職という手段が生きたものになるのです。
不満が1項目だけでなく重複する場合もあるでしょう。
高収入を得たいが今の職種ではムリという場合は、新しい職種に目を向けることになります。
この場合は、過去に得た知識や経験はほとんど役に立たないと思った方がよいでしょう。
新たな挑戦に向けての能力開発が必要になります。
転職、つまりは中途入社の場合、仕事の能力が重視されます。
資格を取るのもいいでしょう。
専門学校や通信教育で再勉強する方法もあります。
自己能力を開発することは、転職を考えない場合でも、将来の財産となります。
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