給与や待遇のよすぎる広告は、まず疑ってかかれ
人の集まらない会社や定着率の悪い会社のなかには、魅力的な条件をエサにして釣り上げようと、「誇大広告」を出すところもあります。
その業界の事情に暗いと、ついつい甘い言葉も信じてみたくなりますが、「気をつけよう、甘い言葉と暗い道」という防犯標語は、求人広告にも十分当てはまるのです。
その代表的な例は、給与が異常に高いことです。
「二十歳初任給30万、半年後月収70万」という広告がありました。
確かに、入社一月目は30万円くれるそうですが、翌月からは完全歩合制で固定給はありません。
「半年後70万円」というのも、トップ・セールスマンになったら可能性があるということにすぎません。
実際に、月収70万円以上のセールスマンもいるでしょうが、それはほんの一人か二人です。
それを、みんなそうだという錯覚を起こさせるような書き方をするわけです。
こうした給与の書き方をする会社は、仕事がきつく、しかも売れないから、社員の定着率が悪いのではないかと、その裏を読んでみることです。
ディスコやスナックで、自分には不釣り合いなほど素敵な男性が誘ってきたら、あなたは「何か下心があって近づいてくるのだろう」と、とりあえず考えるでしょう。
単に一夜のアバンチュールを楽しむなら、誘いに応じるのもいいでしょぅが、そうでない場合は警戒心を忘れてはいけません。
給与が高いほかにも、「海外研修制度あり」という広告もよく見かけます。
しかし、これは誰でも行けるというものではありません。
売り上げがいくら以上の場合という条件が、かならずついているはずです。
まだまだ、いろいろな例がありますが、いずれにしても魅力的な求人広告は、眉につばしてかかることです。
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