「会社概要」の読み方
求人広告の読み方について、具体的に見ていくことにしましょう。
会社概要や募集要項の項目はほぼ統一されています。
まずは、会社概要の読み方です。
(1)社名=多くの会社は、その社名を見ればどういった業種かはわかります。
たとえば、「〜システム」「〜コンピュータ」といった言葉が社名についていれば、だいたいソフトウエア会社です。
しかし、社名だけで業務内容が判断できないものもあります。
また、事業の多角化がすすんで、社名が事業内容に追いつかないといったケースもあります。
最近ではCI(コーポレート・アイデンティティ)活動の活発化で社名を変更する会社が増えています。
その傾向として、業務内容とはまったく関連しないイメージを重視したものが多くなっていますから、前の社名を調べることも必要でしょう。
(2)所在地=だいたいは本社の所在地となっています。
支店や支社なら、「東京支店」とか「中野支社」と明記されているはずです。
また、求人広告にある住所は履歴書の応募先であって、勤務先とは異なるケースもありますので、よく確認してください。
(3)電話番号=(代)となっていれば本社の代表番号です。
しかし、求人広告の多くは「人事」「採用担当」といった部署や担当者名が明記されて男爵いますので、問い合わせるときはその番号にかけます。
(4)設立=商法上の設立登記をした日のことです。
「創業」とあれば、会社が業務を始めた日や時期のことをいいます。
(5)資本金=会社の規模を知る目安となります。
資本金が多いほど安定しているといえますが、メーカーやサービス業など、業種によってその意味は違ってきます。
ですから、同じ業界で比較したほうがわかりやすいでしょう。
(6)年商=一年間の売上高のことで、年商を社員数で割れば、一年間の一人当たりの売上高がわかります。
企業の業績を知るための大事な数字ですから、五年間ほどさかのぼって年商の動きをつかんでおくことです。
(7)社員数(従業員数)・平均年齢=基本的には、正社員のみの人数が社員数で、パートやアルバイトを含んでいるのが従業員数です。
平均年齢は男女別でわかればなおいいでしょう。
(8)事業内容=求人情報誌は業種別に分類されているものが多いので、それほどわかりにくくはないと思いますが、もし、抽象的だったり漠然としているものであれば、事前に採用担当者に細かな内容を問い合わせてみましょう。
事業内容や職種などは、最近では日々変化しているといっても過言ではありません。
新しいマーケットも生まれていますし、従来の考え方では追いつかないこともあります。
生命保険のセールスも、以前は「保険のおばちゃん」的なイメージが強かったのですが、最近ではファイナンシャル・プランナー、つまり保険だけでなく家庭の総合的な財政相談をするといった色合いが濃くなってきました。
新聞をよく読んで、新しい知識を仕入れたり、世の中の動きを知っておかないと、問い合わせのときに、「こんなことも知らないのか…、」と担当者に思われることもあります。
その会社でなければ答えられないといったことは別ですが、一般的なことは、なるべく自分で調べるクセをつけましょう。
また、広告に書いてあるにもかかわらず、それをよく読まないで、「どんなお仕事なんでしょうか」などというのは論外です。
それから、広告のコピーにひかれて応募する人もいると思いますが、コピーどおりの内容かどうか面接時によくチェックすることです。
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