「募集要項」を読むポイント
まず、募集要項の用語の意味を説明して、それからチェックポイントを見ていくことにしましょう。
(1)職種=「男子営業」「女子一般事務」といったものが目立ちますが、営業といっても会社によって、その仕事内容は異なります。
ですから、わかりにくい場合は、電話で具体的な仕事内容を問い合わせることです。
最近はカタカナの職種が氾濫していますが、そういったイメージだけにとらわれることなく、内容をよく調べましょう。
(2)資格=学歴や年齢制限、経験の有無、男女の別などが記載されています。
年齢や経験はいちおうの目安で多少の融通はききます。
年齢の場合、一、二歳オーバーしていてもやる気と能力次第で就職は可能です。
また、「経験者歓迎」とあっても、実際には未経験者でも採用されていることがあります。
男女雇用機会均等法の施行で、男性の職場への女性の進出も活発になっていますので、女性も既成概念にとらわれずにアタックしてみましょう。
(3)給与=基本給は、年齢やキャリアからはじきだした基本となる給与のことです。
固定給は、月々定額的に支払われる給与。
一般的には、基本給に住宅手当や家族手当などを含んだ給与のことをいいます。
歩合給は、個人の業務成績によって支払われる給与。
固定給+歩合給というのは、毎月一定の固定給に歩合給をプラスした額が支払われるシステムのことです。
「当社規定により優遇」「固定給15万円+歩合給」とか、「固定給10〜30万」と幅がある場合は、自分の年齢やキャリアではどのくらいになるのかを確認したほうがいいでしょう。
(4)待遇=一般的には、昇給は年一回、賞与は年二回となっています。
そのほか、社会保険、各種手当、交通費、退職金制度などが明記されているかどうかをよく見ることです。
「社会保険完備」と書かれていれば、雇用・労災・健康の各保険と厚生年 出金を加えた、すべての社会保険に加入していることをあらわしています。
また、福利厚生施設、財形貯蓄、共済会、独身寮、社宅、サークル活動なども詳しく載っていれば比較的優良な会社といえるでしょう。
(5)勤務時間=普通の事務は、9:00〜17:00がほとんどでしょうが、業種や職種によっては異なることもあります。
なかには、「残業はありません」ということを明記している会社もありますが、どんな会社でも残業はつきものですから、多少の残業は覚悟しておきましょう。
(6)勤務地=勤務地が本社と異なるケースもあります。
また、大手の損害保険会社や流通業界では、勤務地限定制度を実施しているところもありますので、よく確認しておくことです。
(7)休日・休暇=完全週休二日制にこだわるなら、この項目をよくチェックしなければなりません。
ただ「週休二日制」と書かれているだけでは、隔週ということもありますし、何も書かれていない会社は、よくて隔週二日と考えておいたほうがいいでしょう。
年末年始、夏季、有給休暇についても、具体的にどのくらいの日数なのかを確認することです。
また、デパートなど特定の時期や月末が忙しいといった会社では、休日出勤を強いられることもあります。
(8)応募方法=「電話連絡の上…、」とあれば、かならず採用担当者に電話をしなければなりません。
電話をしないで直接訪問したり、履歴書を送ったりしないほうがいいでしょう。
「履歴書送付、面接日は後日連絡」とあれば、その求人広告が出てから一週間以内に着くよう郵送しましょう。
中途募集の受付は一週間から、せいぜい十日と心得ておくことです。
「○月○日までに履歴書を郵送」「○月○日○時に説明会開催」
と書いてあれば、その日時に遅れないことはいうまでもありません。
書類選考の日数は、求人広告掲載後一〜二週間程度が一般的です。
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