求人広告の大きさで判断してはいけない理由
新聞にしても雑誌にしても、大きい広告のほうが当然、広告料金も高くなります。
ですから、大きい広告を出している企業のほうが、安定していて規模も大きいのではないかと思いがちですが、こと求人広告にかぎっては、一概にそうとばかりは言えません。
確かに、広告の大小と企業の規模については、ある種の相関関係があることは否定できません。
新聞の場合、大企業の求人広告は最低でも二段×四分の一というのが常識で、それより小さいということは、まずありません。
雑誌でも、見開き2ページや1ページを使った広告を出しています。
広告予算を惜しまずに出せる資本力があるからです。
だからといって、大きな広告を出しているところが、すべて優良大企業かというと、そこが普通の広告とは違うのです。
中小企業でも、人材確保に苦労している業種は、大きな広告を出しています。
つまり、応募が少ないところは、広告の大きさで人目をひこうとしているわけです。
そうした人手不足に悩む会社の人事担当者に聞いたところ、やはり大きな広告を出すと、それに比例して応募者の数も増えるそうです。
日本人は、テレビでコマーシャルをやっているから、新聞に大きな広告を出しているから「しっかりした会社だ」と思い込んでしまう傾向が、まだまだあるのでしょう。
大きな広告といつでも内容をじつくり検討しなければなりません。
なかには、中身に自信がないからDCブランドのスーツや車で女性の気をこうとする男性のような企業もあります。
ともかく、男性も求人広告も外見だけで軽々しく判断しないことです。
また、有名な企業の求人広告には応募者が殺到します。
ですから、面接を心待ちにしていたら、書類選考の段階で落とされていたというケースも少なくありません。
しかも、大企業では女子の中途採用を、ほとんどしていないという実情があります。
それに比べると、小さい広告の会社には、まず応募者の数はそれほど多くありません。
ですから、書類選考で落とされるといったことも少ないでしょう。
再就職をする場合、面接をしてもらえるチャンスをつくることが、まず何よりも大切なのです。
その会社に入社するしないは、面接に行って、その会社をよく検討したうえで決めればいいのですから、とにかく面接してもらうチャンスをつくるのが先決となります。
「広告は小さいけれど、希望の職種だし、給与もまずまず。
待遇面もそれほど悪くはなさそうだから、応募してみようか」
という考え方をしたほうが、いい結果につながっていくものです。
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