求人情報誌を賢く利用し、よい会社を絞りだすコツ
「求人情報ノート」をつくろう
給与や待遇、仕事の内容など、転職の理由はさまざまであっても、ともかく転職の意思が固まったら、めざすは「いい会社」です。
自分の希望する条件を満たしてくれる会社を探すためには、それだけの情報を集めなければなりません。
恋人探しと同じで、ただ漫然と「こんな彼がほしい(あんな会社に入りたい)」と思っていても、行動を起こさなければ、状況は少しも変わりません。
小説やTVドラマでは、偶然の出会いから恋が芽生えますが、実際にはなかなかそううまくはいきません。
そんな出会いを夢見ていたら、年を取るばかりです。
夢ばかり追っている人に対して、すぐに行動に移す積極的な女性がいます。
「いい男だな」と思ったら、躊躇しないでアクションを起こすタイプです。
そうした人が会社選びをするとしたら、新聞や雑誌の求人広告をざっとなが眺め、二、三よさそうなものを切り抜いて、その日のうちに電話をしたり応募書類を送ることでしょう。
短期間のアルバイトなら、それでもいいでしょう。
また、会社選びの基準も人それぞれですから、即断即決が一概に悪いとはいえません。
フィーリングや第一印象が、けっこう的中することもあるからです。
でも、やっぱり「いい会社」を探そうと思ったら、できるだけたくさんの情報を集めて、慎重に検討するという姿勢は必要でしょう。
女性にかぎったことではありませんが、若い頃は、どうしても自分勝手なイメージや先入観で物事を判断してしまいがちです。
恋人選びも会社選びも、そうではないでしょうか。
その結果、自分がイメージしていた仕事内容とまったく違っていたり、「望んだ部署に配属してくれない」とか、「男性社員のアシスタントばかりで仕事がつまらない」といったことにもなりかねません。
だからといって、すぐに辞めて次の仕事を探すのでは、よほどの資格でもないかぎり、就職の条件は悪くなるばかりです。
ですから、浅はかな判断をして後悔しないためにも、自分なりの「求人情報ノート」をつくって、よりよい会社を選んでほしいのです。
それでは、求人情報をどこから集めるかといえば、やはり、新聞の求人欄と求人情報誌が、最大の情報源といっていいでしょう。
「これは、よさそうだわ」とか「おもしろそう」と感じた求人広告があったら、それを切り抜いてノートに貼ります。
余白には、たとえば職種、給与、待遇、休日休暇、勤務時間、資本金、売上高、従業員数など、広告から読み取れる会社の概要を自分なりに整理してみるのです。
そして、不明な点や疑問点があったら、それも書き込んでおきます。
また、印象や感想などを書けるスペースもとっておいて、気がついたことは何でもメモするようにしましょう。
そうすれば、情報にいっそう厚みが増すことになります。
大切なのは、これを一週間や十日でやめてしまわないことです。
少なくても一ヶ月くらい続けてみると、
- どんな業種の求人が多いのか、
- どんな職種が望まれているのか、
- 給与の相場はどのくらいか、
- どの程度の規模の会社の募集が多いのか、
といったことが、おもしろいようにわかってくるでしょう。
いろいろな男性とつきあうと、男を見る目が肥えてくるように(なかには、そうでない人もいるようですが……)、「求人情報ノート」をつくって、たくさんの求人広告に目を通していると、「会社選びの目」が自然に養われてくるのです。
「面倒くさいな」と思う人もいるかもしれませんが、「いい会社」、「いい仕事」に入りたいと思うのなら、それくらいの努力を惜しんではいけません。
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