応募の問い合わせをするのに公衆電話は禁物
電話というのは相手が見えないだけに、実際に会って話しているときよりも、こまかいところまで気を配る必要があります。
とくに、最近の電話は感度がよくなっていますから、ちょっとした音でも受話器を通して伝わることがあります。
そうした雑音が伝わると相手に不快な印象を与えかねません。
ですから、応募の問い合わせをするのに公衆電話は禁物。
車や雑踏の騒音、スピーカーの音など、周囲の雑音が入り込むからです。
たとえ電話ボックスでも、雑音を完全にシャットアウトすることはできません。
また、雑音がひどい場合は、どうしても相手の話が聞き取りにくくなります。
何度も聞き返すのは失礼になりますし、相手をイライラさせてしまいます。
カード電話の普及によって、いまではだいぶ少なくなりましたが、通話中に10円玉がなくなって途中で切れてしまうのは最悪の事態といっていいでしょう。
さらに公衆電話だと、落ち着いてメモをとることができません。
その結果、字がきたなくて何と書いたのか自分でも読めないようでは意味がありません。
それなら、喫茶店にあるカード電話なら大丈夫だろうと思う人もいるかもしれません。
しかし、それもやめておいたほうがいいでしょう。
ふつうの喫茶店では、たいていレコードや有線放送の音楽がかかっていますから、電話を受けた人は、すぐに喫茶店からかけているなとわかるものです。
「大事な就職の件なのに、喫茶店からかけてくるなんて軽薄なやつだ」と思われるのがオチでしょう。
静かで落ち着いたところ − ということで、人のいないのを見計らって会社からかける人もいます。
これも、おすすめできません。
大事な話になったときに誰かが戻ってきたりしたら、あわてて相手の話の腰を折ってしまうことになるからです。
そうなったら、もう取り返しはつきません。
在職中に転職活動をするなら、何か理由をつくって会社を休むか二時間くらい遅刻して、自宅から電話をかけるようにしましょう。
こうした、ちょっとした常識やマナーが、ひじょうに大切になってくることを忘れてはいけません。
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