敬語の使い方で面接の合否が決まる
日本語を勉強する外国人が、いちばんとまどうのが敬語だといわれています。
尊敬語、丁寧語、謙譲語と、そのときの状況や相手との関係性で使い分けなければなりませんから、日本人でさえ完壁に使いこなせる人は少ないといっていいでしょう。
とくに、最近の若い人は敬語の使い方をよく知りません。
親や学校の先生にも、友だちに話しかけるような言葉づかいを平気でしているのですから、敬語など身につくはずがありません。
ですから、いざ面接となったときにとまどうのも無理はないのです。
しかし、一夜漬けで身につくほど事は簡単ではありません。
敬語は、使い慣れるしかないのです。
付け焼刃では、すぐにボロが出るのもこの敬語の使い方ですから、面接官はその点をよくチェックしています。
18歳の高校生では、「おとうさんもおかあさんもお元気ですか」と聞かれて、つい「はい、おとうさんもおかあさんもお元気です」と答えてしまうこともあるでしょう。
この場合、面接官も「まあ、高校生だから仕方がないか……」と多少は目をつぶりますが、大卒や中途採用者では、そうはいきません。
とくに中途採用者は、すでに社会人として生活しているわけですから、基本的な敬語は当然使えると思われています。
ですから、相当厳しいチェックをされます。
面接で緊張しているとはいっても、常識的な敬語の使い方を間違えるようでは、社会人としての資質を疑われてしまうでしょう。
反対に、敬語をやたらと乱発したり、バカていねいな話し方も耳障りとなります。
話の流れが自然に感じられる敬語が使えるよう、日頃から練習して慣れておいてほしいものです。
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