転職したい理由って何?
なぜ、いまの会社を辞めたいのか?
自分が納得できる仕事をしたい、もっと給料のいい会社に入りたい - 転職の理由は人によってさまざまでしょうが、会社を辞めるのは、いつでもできます。
軽はずみな気持ちで退職願を出す前に、なぜ、いまの会社を辞めたいのかを、もう一度よく考えてください。
だいたい、次のようなものが転職の理由だと思いますが、辞めても当然だと思われるものもありますし、自分の努力でなんとかなるものもあります。
そこを、どのように見きわめるがです。
そのために、不平・不満をすべてピックアップしてみましょう。
(1)友だちの話を聞いても、求人広告を見ても、うちの会社は給料が安すぎるような気がする。
(2)気に食わない上司がいる。 ネチネチ小言を言うのが趣味みたいで、顔を見るのもイヤ!
(3)口うるさくて意地悪なお局さま(古参OL)と、やることなすことカンにさわってしょうがないエイリアン(新入社員)にはさまれて、もうノイローゼになりそう。
(4)資格があるのに、それを生かした仕事をさせてもらえない。
(5)うちの会社には女性の管理職はいないし、どんなに頑張ったところでたかが知れている。
(6)給料はいいけど、残業は多いし、休日出勤もあるし……。 もっと自由な時間がほしい。
(7)仕事がつまらない。 毎日、同じことの繰り返しで、いいかげん飽きちゃった。
会社を変われば、何か面白いことがあるかもしれないわ。
(8)何年かたつと、きまって辞めていく人がいる。 同期入社で仲好しだった恵も〝とらばーゆ〟しちゃった。 私も、いいとこ探そうかな。
(9)男性社員は、みんなくたびれた世帯持ちばかり。 若くていい男がいない会社なんて!
(10)会社全体に活気がなく、このままだと周りの雰囲気に影響されて、私もやる気のない人間になってしまいそう。
あなたも、このように「辞めたい理由」を、いくつか書き出してみてください。
そして、その理由が、単なるわがままや自分勝手な不平・不満ではないのかどうかを客観的にチェックするのです。
転職の理由は、一に「給与」、二に「仕事内容」
「人間関係がうまくいかない」というのは、転職の理由のなかでもかなり多数を占めています。
顔も見たくない上司、意地悪な先輩がいるので会社を辞めたいと思うことは、誰でも一度や二度はあるものです。
いや、現実的にはもっとあるかもしれません。
しかし、ほとんどの人はそういった人間関係をなんとか克服して仕事をしているわけです。
なんの努力もしないで、ただ感情にまかせて会社を辞めるようでは、転職先でも同じようなことを繰り返す可能性は高いといえるでしょう。
人間関係がうまくいかないのは、一方的に相手ばかりが悪いわけではありません。
あなたのほうにも原因がある場合もあります。
その点を、よく考えてください。
「仕事がつまらないから転職したい」という人も少なくありません。
毎日毎日、同じような仕事ばかりでいや気がさすこともあるでしょう。
しかし、一般事務や経理などといった仕事は、どこの会社でも似たようなものです。
「隣の芝生はよく見える」式で、人の仕事はおもしろそうに見えるのです。
単純な仕事であっても、ミスをなくしたり、効率をよくしたりといった改善の余地はあるものです。
まず、そうした努力をすることが大事なのではないでしょうか。
「仕事がつまらないといった一時の感情で転職したけれども、やっぱり前の会社のほうがよかった」と後悔しないよう、慎重に考えることです。
反対に、転職したほうがいいと思われる理由も、もちろんあります。
あるアンケート調査では、転職の理由としてもっとも多かったのが「給与」で35%、次いで「仕事内容」22%となっていました。
同じ職種なら、給料が高いほうがいいに決まっています。
ですから、あなたの給料が他社に比べてかなり低いのなら、給料がいい会社へ転職したいと思うのも当然でしょう。
英会話などの特技や資格を持っているのに、そういった能力を発揮する場を与えられないという人だったら、やりたい仕事ができる職場に移ったほうが、あなたのためでもあります。
また、好きなことをやりたいというのも大切な動機です。
自他ともに認めるファッションセンス、文章を書くのが好き、セールスが得意という自信のあるものなら、楽しく仕事ができるでしょう。
しかし、好きだからといった自分の思い込みだけではだめです。
客観的に見て、だれもが認める特性でなければ職業として通用しません。
その点を、よく自覚してください。
ただし、どんな場合でも100パーセント満足するということはありません。
どこかで妥協しないかぎり、いまの会社にとどまるのか、転職に踏み切るかの決断はできません。
「給料は安くても、自分のやりたかった仕事だから満足している」という人もいますし、「仕事内容は二の次、給料が高ければいい」という人もいます。
ともかく、自分が納得することが大事で、友だちや家族も同意してくれるような理由であれば、転職を決断しても後悔することはないでしょう。
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