身上書の上手な書き方
履歴書というのは、この身上書も含めていっています。
履歴書は、氏名から職歴まで、ありのままの事実を記入するものですから、せいぜい文字をきれいに、ていねいに書くか、映りのいい写真を貼るくらいしか工夫のしようはありません。
その点、身上書は履歴書と多少性格を異にします。
身上書は自己PRの場ですから、自分に都合の悪いことは書く必要はありません。
自分を売り込める要素だけをピックアップして書けばいいのです。
(1)免許・資格=仕事に直接関係ないと思っても、持っている資格はすべて書きます。
この場合も、たとえば「英検2級」と省略せずに「実用英語検定2級合格」と記入したほうがいいでしょう。
(2)得意な学科=専攻学科が英文科なら、かならず英語と書きましょう。
ほかに興味があったり得意なものがあれば、歴史、地理なども加えると、人間の幅をアピールできます。
(3)趣味=「なし」と書いたり、白紙のままにしておくと、「趣味の一つもない、つまらない人間か」と思われてしまいます。
経験年数やジャンルを書くのもいいでしょう。
(4)スポーツ=スポーツは明朗さの代名詞で、スポーツマンはおおむね企業に歓迎されます。
得意ではなくても、自分のやれるスポーツなら書いておいたほうがいいでしょう。
面接のときは、趣味やスポーツ、特技についてよく聞かれますので、興味のあることを具体的に書きます。
(5)健康状態=とくに問題がなければ、「きわめて良好」と書いておきます。
(6)志望動機=ここを白紙にLではいけません。
自分の気持ちを汲み取ってもらえるような文章にしたいものです。
よく「御社の業務に興味がありますので……」とか「社風が自分の性格にあっているように思えます」と書く人がいますが、これらは動機としては説得力に欠け、企業側の感動もありません。
求人広告をよく読んだり、ほかの資料などで企業の特色を調べて、具体的で説得力のある書き方を心がけたいものです。
(7)希望=給与・職種などゆずれない部分は、はっきりと書くことです。
何も書かないと、あとでトラブルのもとになることがあります。
(8)家族=二親等以内の血族なら、すべて記入します。
(9)通勤時間=適当に書いてはいけません。
よくわからなければ、下見をかねて会社を訪問し、正確な時間を調べておくことです。
最後につけ加えておきますが、何社も応募するので、そのたびごとに履歴書や身上書を書くのが面倒だからとコピーをとって送るのは、常識からはずれている行為です。
どんなに経歴が立派で、能力がありそうに思えても、履歴書のコピーを送ってくるような人は、まず100パーセント採用されることはないといっていいでしょう。
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